FC2ブログ
もう手遅れでした
わたしのとりとめもない雑記が 書き連ねられます。 読者への配慮とかはないです、と予め宣言。        (でもツッコミはご自由に)
アラビアの夜の種族
職場の近くの本屋は、
店舗規模の割には
創元やハヤカワの文庫がそれなりにあって
わりと偉い本屋だ。
といっても、低い棚で2本程度のスペースだけど。

この辺のって店によってまちまちで、
もっと大きくて文庫棚がたくさんある本屋でも
あまり置いてなかったりすることが多い。
創元なんか平気で全然置いてなかったりするような。



という枕とは、実は全然関係ないのですが、
古川日出男「アラビアの夜の種族」(角川文庫)です。
文庫版だと3分冊。
長かったよー。
リーダビリティはそこそこ良いし、
お話自体に引き込まれたので
苦ではなかったですけどね。


聖遷暦1213年(西暦1798年)、
ナポレオンの侵攻が迫るカイロ。
そこで進められる禁断の書の製作。
稀代の語り部ズームルッドから語られるのは
「砂の年代記」。

というのが大枠で、
この年代記の中身がメイン。
醜い妖術師アーダム、
2人の拾い子サフィアーンとファラー、
といった主人公たち。
彼らと巨大な迷宮を軸に繰り広げられる
有為転変の物語。

やがて物語はその枠を越え、聞き手によって不滅となる。

「一冊の書物にとって、読者とはつねに唯一の人間を指すのです」
「紐解いているのは、あなたであり、
 あなただけがこの本と邂逅している。
 あらゆる夜を生きよ」


余談としては、
なんか普通に文学作品と化してますが
元々はウィズ小説だったそうです。
ログアウト冒険文庫(だったかな?)で
中途で終わっていたお話が
丸々入っているらしい。
(文章は1行も使ってないらしいけど)
スポンサーサイト



コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 もう手遅れでした all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.