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もう手遅れでした
わたしのとりとめもない雑記が 書き連ねられます。 読者への配慮とかはないです、と予め宣言。        (でもツッコミはご自由に)
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荒縄の姫君
>戦う司書と荒縄の姫君(山形石雄)

以下、ネタバレ注意です。





●戦う司書と荒縄の姫君(山形石雄)

戦う司書シリーズです。
わたしにヒットしたシリーズの1つで、
刊行毎に購読しております。

前作「追想の魔女」も好みでした。
願いは叶わず想いは潰え、世界はただ絶望なのだと。
希望はほんのわずかで良い、わずかだから良いんだ。
加えて、
全く個人的事情ですが
「精神介入ギミックは良いけど、
 元々のその体の持ち主をないがしろにするなよー」
と心を痛めていた時期だったので、
そのへんを綺麗に扱ってくれたことも嬉しかった。

その「追想の魔女」を受けて、
今作「荒縄の姫君」。
荒縄の姫君、なんかSMみたいなタイトルですが、
別にそういう内容ではございません。
シリーズ6作目、ここで一応の区切りであり、
7作目からは新展開となるとのこと。

「追想の魔女」で出てきた菫の咎人は
どんな展開を見せてくれるのかと思いきや、

一 切 、 出 て き ま せ ん 。

あの流れの行き先は
7巻目以降の新展開までお預けのようです。


武装司書と神溺教団との戦いは最終局面を迎え、
教団は最後の作戦、
鬱黒蜥蜴の呪いを用いた奇策を成功させます。
その結果、
世界の全てを敵に回して戦うことになる図書館。

が、鬱黒蜥蜴の設定はなんかわりと万能要素というか、
ご都合な設定なので、さほど興味を魅かれず。

それはいいんです。
そんなことよりも今回のヒロイン、
ノロティさんです。
2巻から登場している彼女ですが、
まあ良い子ではあるのだけど
ただの良い子だと思ってました。
良い子なので、敵を殺すのが仕事の武装司書のくせに、
ノロティさんはなるべく不殺を貫こうとします。

それだけなら、別に普通なんですが。
彼女が、人を殺すのが嫌な理由というのが凄い。
いや、誰も殺さない・殺したくないというのは
突き詰めれば確かにそういうことであり、
当たり前のことを言っているだけなのかもしれません。
ですが、なんか当たり前すぎて全く盲点でした。

*******************

「どうしてそんなに、人を殺すのが嫌なんだ?」
「ううん、なんというか、難しいな。
 誰に言ってもわかってくれないんですよ」
「言ってみろ」
「あのですね、実はこの世界は、あたしのものなんです」

********************

そして、まさしく彼女は世界の支配者でした。
王にふさわしい人物だったと、そう思います。


話は変わりますが、
ハミュッツは乙女すぎて困ります。
最強の死にたがりとは、なんとも厄介な御仁だ。
好きだけども。
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