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もう手遅れでした
わたしのとりとめもない雑記が 書き連ねられます。 読者への配慮とかはないです、と予め宣言。        (でもツッコミはご自由に)
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ヴァーテックテイルズ
「ヴァーテックテイルズ
 麗しのシャーロットに捧ぐ」


萌え要素散りばめたぬるいミステリかと思ったら、
けっこうちゃんとしてた。
面白かったです。


ってぼくも思っちゃったけど。

他の人の感想とか検索したら大抵、

「富士ミス(富士見ミステリー文庫)のくせにちゃんとしてる、
 富士ミスのくせにちゃんとしてる」

と判を押したように同じ感想が多くて笑ってしまった。
どんだけ信用ねえんだ、富士ミス(笑)。

しかしイラストは合ってない。
萌えイラストがダメとは思わない、
逆に萌え系のテイストの挿絵でありながら
本文で怖いことをやっていると、
程よく不気味さが増して良い事例もあります。

でも、今作はやっぱり
もっと血の匂いがするような絵が欲しかったなー。




はい、以下ネタバレ含む。


「3つの時代にまたがる」物語とか帯に書いてあるんで、
そこから普通にネタバレな気もしますが(笑)。

以下、覚え書き。


1.
小説家青年 ミリアム・フェリエ エリッサ・フェリエ ヴァーテック
  ↓        
 小説
( 私 ミリアム婦人 シャーロット エリッサ ヴァーテック)
 

2.
ルシアラ ラヴィリア フェリエ(ミリアム・フェリエ) 管理人


3.
フレデリック・メーネルト シャーロット・フェリエ ミリアム・メーネルト ウイリアム・コートニイ




このうち、ヴァーテック=管理人=ウイリアム。

ミリアム・メーネルトは、成長したルシアラ。
また、フレデリックは錯乱し二重人格的にミリアムにもなる。
(フレデリックの中ではミリアムは人形)

シャーロット・フェリエは、ミリアム・フェリエと小説家青年の娘。


小説では、ミリアムの担う役目を
シャーロットという(その時にはまだ)架空の少女に負わせている。
この齟齬が後々まで続く悲劇の引き金。

*********************

ヴァーテックがやっぱり超常の存在であるため、
彼をオチにするといまいちな結末に感じてしまう。

ただの人間の方が怖いと思うのです。


*********************

最後にエリッサの悲劇が思わせぶりに明かされるわけですが…
あれは「まだこんな悲劇があった」というサプライズなだけなのかな?

直接的に他の流れと絡んではいないですよね。
ラストで出すから何かあるのかな、
ぼくは何か見落としているかなと勘繰ってしまうのですが…。


*********************

最初の期待値が低かったのもあり、
なかなかに読ませてくれるお話でした。
とはいえ、もっと雰囲気出しても良いと思うんですが…
どうもあとがきを読むと
ライトノベルとして
理解しやすさを重視した改稿を施したように取れるので、
本当はもっと「らしい」ものも書ける方なのではないでしょうか。
次は、そっちの方が読みたいです。

(まあ、ライトノベルとして出てくれなきゃ
 ぼくが手に取ることもなかったんだけどね。
 特にこの作品についてではないが、
 一般論として「ライトノベル的なもの」という名の下に
 当たり障りのない作りにしちゃうのは良くないなあ。
 そんなだったら
 ライトノベルなんてラベルや形は邪魔だと思うのですよ)
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