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もう手遅れでした
わたしのとりとめもない雑記が 書き連ねられます。 読者への配慮とかはないです、と予め宣言。        (でもツッコミはご自由に)
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にーとめ
ちょっと、もにょもにょと。
どっから行こうかな。

そうね、例えばニートですよ。
ニートというのは、
元はイギリスから引っ張ってきた言葉のようです。
学生でなく職にも就いてない人を差すというのは
いまさら説明するまでもないでしょうが、
日本のそれは
イギリスの元々のNEETとは定義が異なっています。
イギリスのは16~18の年齢層を対象としており、
更に失業者も含みます。
日本の場合は、
まあ定義がそもそも定まらずに言われることも多いんですが、
通常15~34歳の若者を対象とするようです。
なんで日本のニートは意味が違うんでしょう。
どうしてそんな必要があったんですかね?

日本では19以上でもニートになる輩が増えてて、
大変けしからんという話?
さて、そうでしょうかね。

孫引きですが、ちょっと数を見てみましょう。
このへんがデータ元みたい。)

15~34歳の者のうち無業者をまず取り出します。

1992年  130.7万人
1997年  171万人
2002年  213.2万人



着々と増えてます。

次にこれをタイプ別に3種に分けます。

1.求職型
 無業者だけども、職探しの活動はしているという人たちです。
 いわゆる失業者ですね。

2.非求職型
 働きたいという希望はあるけれども、
 具体的な求職行動は取っていないという人たちです。
 
3.非希望型
 特に働きたいという意思も表明していない、という人たちです。


ということは、2+3が日本で言うニートにあたりますね。

内訳を見ましょう。


       求職型  / 非求職型 / 非希望型
1992年  63.9 / 25.7 / 41.2
1997年  99.3 / 29.1 / 42.5
2002年  128.5/ 42.6 / 42.1(万人)


       非求職型+非希望型(ニート)
1992年  66.8
1997年  71.6
2002年  84.7



ああ、なるほど。
確かにニートは増えているようです。

さてここには非求職型と非希望型が合わさっているわけですが、
つまり働くことを希望しているものと希望していないものが
ごっちゃになっていることになります。

どうも世間では
「ニート=働けるのに働く気がない人」
「ニート=単にダメな人」
というイメージになってますが、
ニートには
働きたいと思っている人とそうでない人が混在しているのです。
まず、ここをご理解いただけるでしょうか。

次に非求職型と非希望型を合わせる前の数をよく見てください。
非希望型の人数は、10年間であまり変動していません。
「働いてないし、働こうとも思っていない」
という人の人数は、10年間であまり変動していません。

というか、働きたいと思っていない若者が一定数いるのは、
ある意味当たり前で、健全なことなのでは?
事実として、10年前からほぼ同数いたこれらの人々は
今のようには問題視されていなかったわけです。

これで、ニートの増加を担っているのは
非求職型の増加ということになります。
まず、ここを曖昧にした辺りが
ニートという言葉の罪の1つだと思いますが、どうでしょう?

では、非求職型、
働く意思はあるが求職活動をしていない人たち。
彼らはなぜ求職活動をしないのでしょうか。

(2002年)
探したが見つからなかった   5.3
希望する仕事がありそうにない 4.1
知識・能力に自信がない    4.2
病気・けがのため      10.4
家事・育児・通学などのため  1.4
 仕事が続けられそうにない  
家族の介護・看護のため    1.0
急いで仕事に就く必要がない  4.9
その他           11.2



…まあ、人それぞれです。
上3つは「いいから探せよ」と思いますが、
他はわりとやむを得ない事情だと見えます。
こういったやむを得ない事情を抱えた人や
仕事に就く必要がないと言っている人まで
一括りにして、
「ニート=働く気のないダメな人」
というネガティブなレッテルを貼るのは
いかがなものでしょうか。


まだです。
最初に戻って、「求職型」の数を見てください。
ただの失業者でニートではないので
いったん話から外しましたが、
ニートより増えてます
わたしはニートがどうのこうのよりも
失業者が増えているほうが
よほど社会的に問題だと思いますが、
みなさんはどうでしょうか。

やっぱり孫引きですが、別の数字を出します。
厚生労働省の平成17年版の
「労働経済白書」とやらの数字ようです。

1992年 101万人
1997年 151万人
2004年 213万人



なんで2002年がないのかよくわかりませんが、
増えてますね?
ニートよりガンガン増えてますよね。
これはフリーターの人口だそうです。

フリーターとニートと、あとはひきこもり。
この3つのイメージは現在非常に混合されて
扱われているように思います。

少なくとも社会問題としてそれを語る際に
これらの定義・区別がちゃんとしてないのであれば、
その論には意味がありません。

フリーターや失業者が増えているのは雇用問題で
ニートとごっちゃにされて論じられるのは、
実際迷惑だという専門家もいます。

ひきこもりにしたってそうです。
ニートが全てひきこもっているわけでありません。

わたしとしては
失業者やフリーターが増えてきた事実から目を逸らさせて、
ニートという形を与えることで
フリーター・失業者・ひきこもり・さらに言えば犯罪者、
それらの境界を曖昧にして隠蔽。
「最近の若者がダメになった」
「若者に働く気がないからいけない」
というはけ口を世間が用意したように見えます。

もちろん、ただただ純然とやる気のない
わたしのようなニートもいますが
(いやまあ今は一応働いているから、
 区別としてはフリーターだが)、
わたしにはいまいち
世間の言うニート問題というのは茫洋としていて
なにを問題にしているのかわかりません。

ああ、自戒も兼ねて断っておきますが、
ただ自分の働き口も見つけられないヘタレが
「社会が悪い」「時代が悪い」
という頭の悪い言い訳をするために
こんな話をしたわけではないので、念のため。

「ニートが悪い」というのは、
まさに「社会が悪い」「時代が悪い」と同じような
思考停止のステップだなあと感じるので述べてます。





ぜえはあ。

えーと。
これが主題じゃなかったんだけど、
長くなったのでとりあえずここまで。
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