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もう手遅れでした
わたしのとりとめもない雑記が 書き連ねられます。 読者への配慮とかはないです、と予め宣言。        (でもツッコミはご自由に)
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不死なるもの
別にロアに感化されたわけでもないですが、
不死及び永遠の命について。

倫理的に考えても、
永遠の命という概念は問題含みです。
人間が死を恐れることは認めます。
しかし、死を恐れることは、
死なないことを希望することに、必ずしも繋がらない。
そして、
死なないことと永遠に生きることは、違うことです。
ところが、
「死ぬことを恐れる」
「死なないことを希望する」
「永遠に生きることを希望する」
という三つのステップが、いとも簡単に混同されてしまう。


(小泉義之「生殖の哲学」より)

わりとこれはありがちな混同だと思うわたし。
わたしは死ぬのはイヤだが、
永遠に生きるのなんてごめんだし。
生きるのもイヤだからのう。
(見方によっては、
 あらゆる生き物は既に「生きて」しまっているから
 仕方なく生きているに過ぎないではないか。
 とも考える。)

んーでも、
「死なないこと」と「永遠に生きること」って違うことか?
ああ、解釈上は違う可能性もあるか…。
「子孫を残すことが永遠に命をつなぐことで、
 すなわち自己の存在を永遠にすることに繋がる」

という考えとかね。
まあ、よく物語のオチとかに持ってきたがる説よね。

自分は消えてるんだから全然永遠じゃないと思うが
その点を看過したとしても、
それはあくまで人類が存続する前提条件下での永遠です。
ってことは、本当は永遠じゃないよね。
人類が永遠になれるなら別ですが。

だいたいそれは
「生命は代替がきくからこそ、生命足りえるのよ」(なるたる)
ってことで、
突き詰めればそんなに綺麗な永遠じゃないと思うがなあ。



やや話は変わるが、
細菌は分裂を繰り返し、同じものが増え続ける。
すなわち永久に死なない。
という話もある。
「細菌は不死」説。
で、以下はそれに対する論を紹介しよう。



単細胞生物Aが、二つのBとCに分裂する場合について、
理屈を捏ねてみます。
Aは分裂する。
増殖してBとCが現れる。
一つのAが二つのBとCになる。
では、どこに不死なるものが存在するのか。
それはAなのか。
分裂増殖した後で、
AはBになっているのか、Cになっているのか。
A=Bと考える手はあります。
つまりA=Bとなって、Aはずっと不死であり、
途中で、
Cで始まる不死なるものを生み落としたと考えるわけです。
すると、現存する単細胞生物の集団は、
初代の祖先A、
第二代の祖先C、
第三代の祖先などが
同時に存在している集団だと解することになりますが、
これは実証しようがない話で、採用できない。
だから、A=Bとも、A=Cとも考え難くなる。
分裂の前と分裂の後を通して、
変わらないもの、同一なもの、
その意味で不死なるものは、
どこにも存在しないということになる。
AがBともCとも同じものでないのであれば、
分裂においてAは消滅したと考えざるをえない。
Aは不死ではなくて死ぬのです。

ところが、事態はもう少し複雑です。
単細胞生物Aに
それなりの魂や意識があると想定します。
この想定が受け入れ難いのであれば、
以下の議論に必要な限りでの、
分子機械、分子装置を備えていると考えます。
すると、こうなります。
分裂の前にAは自分が消滅することを知っている。
しかし同時に、Aは、分裂した後には、
ある意味では自分と全く同一の
BとCが出現することを予想する。
ただし、Aの立場に立って考えると、
Aは分裂後、BとCに分かれて出現するとは考え難い。
また、BかCのどちらかになって出現するとも考え難い。
つまり、Aは、自分が分身することはわかっていても、
自分が変身することはわかっていても、
自分が不死であるとは決して確信できない。
ここでもっと議論できますが、措きます。
とにかく、分裂の前において、事前においては、
単細胞生物にあっては、
自分が不死であるとは確信できないし、
自分が死後にBかCとして復活することも確信できない。

ところが、驚くべきことに、
分裂の後において、事後において、
BとCの観点から振り返ると、
事態はまったく違って見えてくる。
Bが自分はどこから生まれたかと考えると、
Aから生まれたことになる。
Bは、何か同一的なものを継続したと気づく。
Bは、自らを不死なるものの継続であると考える。
Aは一旦死んだけれども、
自分はAが復活した姿だと考える。
同じことはCについても言えるので、
分裂の後で事後的に過去を振り返ると、
不死なるものが存在すると見えることになる。
そして復活が成功したと見えることにもなる。
分裂の前と分裂の後、事前と事後では、
事態はまったく違って見えてくる。


(同じく小泉義之「生殖の哲学」より)

Aやロアの記憶継承とかにあてはめて考えると、
色々面白かったりしない?
しないか、ああ、そう。

じゃあもう、
わたしは曜子ちゃん(C†C)と
永遠に事象のように存在していければ、それでいいです。
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コメント
この記事へのコメント
をー。
幽さんがきのこハンターのヤオトに侵されて行くー。
っ参考まとめサイト
http://lab.vis.ne.jp/tsukihime/
2005/09/29
(木) 01:41:04 | URL | らすかーず #-[ 編集]
わはー
いえいえ、別にきのこハンターになったわけではないですよ(笑)。

元々、浅い知識でうにょうにょ辻褄考えたり、
背景を推測したりするのが好きなんです。
(あー、他ゲームの考察も
 本当はいろいろ調べたいのに
 やってねーなー)

考察サイト紹介ありがとうございます!

クリアしたらよく見てみます。
翡翠・琥珀ルートは短そうなんで、
たぶんもーすぐ。
2005/09/29
(木) 15:36:43 | URL | かすか #zrvSuWY.[ 編集]
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