もう手遅れでした
わたしのとりとめもない雑記が 書き連ねられます。 読者への配慮とかはないです、と予め宣言。        (でもツッコミはご自由に)
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【カオスヘッド】ネタバレ話
ネタバレじゃないのは
ツイッターで書いたので、
ネタバレを含む話を。

以下ネタバレ。





















気になった点をいくつか。


・ギガロマニアックスの能力が曖昧

セナが梢を背負っているシーンだったか、
ギガロマニアックスの力では怪我を治すことはできない云々という説明が入る。

一応は何故それができないのかという説明もなされてはいるのだが、
頑張ればできるような気もする。

実際できないわけはなく、
拓巳はその後のシーンで自分の怪我をなかったことにしているし、
ブルースカイEDでは七海の右手が戻っているので
将軍拓巳が戻したのだろう。

もちろん、拓巳が規格外だというのは作中でも言われているので
「通常のギガロマニアックスにそんなことはできない」
という筋は通っている。

しかし全編通じて、
「ギガロマニアックスには何ができるのか」
「ギガロマニアックスには何ができないのか」
という提示が甘い。
実際どこまでがOKでどこからがNGなのか、よくわからない。

ギガロマニアックスの能力が曖昧なので
その中で更に拓巳が特別というのも、
具体的にどう特別なのか分かりにくい。

一概にそれが欠点というわけでもなく、
妄想がテーマの話でもあるし
あえて曖昧に描いている面も大きいとは思います。
異能力者バトルものというわけでもないので、
能力が曖昧でも成り立つようにお話は組まれているでしょう。

ただ「シュタインズゲート」ではそれなりに理詰めで
Dメールやタイムリープを構築していたのに比べて、
嘘のつき方にけっこう差があるなあという印象。
(シュタゲだってツッコミどころはあるけども)


・野呂瀬の勝算ってなんだったの?

大物然として自信満々なわりに
主人公にあっさり負けて退場する悪役。

…って結構多いと思うんですけど、
本作のとりあえずの黒幕・野呂瀬さんも典型的なこのタイプ。

このパターンって、

「あんなに自信満々だったのに何の手も打ってなかったの、バカなの?」
と悪役がバカに見えてしまう。

「主人公は結局なんで勝てたの?」
と主人公が単に万能に見えてしまう。

などなど、要は展開に説得力がなくなってしまうと考えています。

「カオスヘッド」では、
野呂瀬は拓巳が特別な能力者だと分かっていて
だからこそCODEサンプルを欲しがっているはずなのに、
なぜその特異性に自分の足をすくわれると少しも想像しないのか。
自分の能力への過信と言えばそれまでだが、
少なくともギガロマニアックスの能力は
拓巳の方が上だと分かっているはずなのに。

拓巳が勝つのも色々言葉は飾れるだろうけど、
結局は作中でずっと言っているように
『拓巳が図抜けた特異能力者だから』で説明できてしまうのがなあ。
拓巳が今までの経験とみんなの声で自分を取り戻せた、
それで力が出せたというのは分かるのですが
(でもBlue Skyはともかく、
 silent Skyでは結局潰れているしなあ)。

敵が強大であるけども、それを覆して主人公側が勝つ。
というのは燃えると思うのですが、
そのためには「どうやって覆したのか」が大事ではないでしょうか。
『敵がもとより愚かだから負けた』
『主人公が実は強かったから勝った』というのでは達成感に欠ける。


その意味では、野呂瀬との決着よりも、
その前の「童貞の妄想力は凄いんだぜ」の方がよほど説得力があるな!
(うん、これが言いたかっただけかもしれない)




野呂瀬の計画という点ではもう1点。

拓巳のCODEサンプルはそこまで重要なものなのか?
拓巳CODEサンプルなしでも
NOAHⅡは稼動させられるくらいに完成しているなら、
ただの研究対象以上の意味が感じられない。

NOAHⅡ稼動による理想郷の樹立が悲願なら、
計画を破綻させる恐れのある拓巳は早々に諦めればいいのに。

拓巳の能力を恐れて直接手出しはできず
猟奇事件などの回りくどいやり方を取ったくらいだから、
排除したくてもできなかったのか。
だったら将軍の方が実は優位だったという見方にもなるよね。



・Ir2

これ、なにか由来とかないの?
伏線なのかと思っていたのだけど、
式ごと妄想の産物ということなんでしょうか。
納得いくようないかないような。



・どうして拓巳はオタクなのか

オタクになるわけじゃない、オタクに生まれるのさ…

かどうかは知りませんが、
拓巳はどうしてもう一人の自分を
引きこもりのキモオタとして作ったのでしょうか。
作中でも拓巳自身が指摘していました。

生まれた後に、自律行動の結果で勝手にそうなったのか?
でも1年半くらいしかないんだよね、確か。

将軍は凄く落ち着いたイメージがあるけど
あれは追い詰められた状況と体の衰弱の結果で、
本来は彼も引きこもりのキモオタなのかもしれない。
少なくとも素質はあるんじゃないかな。

コピーだけが勝手にああなったとは考え難いなあ。


・最初のエンディングと最後のエンディング

個別ルートも含めるとたくさんのEDがあるのだが、
初回プレイのエンディングは固定されている
(silent Sky)。
Blue SkyEDはそれ以外のEDを全部見ていないと到達できないので、
最後に見ることになるEDも固定されている。

そして、NOAHⅡの破壊は初回EDで達成できている。
これは初回EDでは他のいくつかのEDのように達成させず、
色々見てきた後の最終エンディングで達成させた方が
盛り上がったのではないだろうか。

silent Skyを最初に見た時は、
破壊は成功しているにも関わらず
なぜ拓巳が死ななければならないのか、
よく分からなかった。
(crying skyを見た後で考えると、
心が壊れてしまったのかなと推測していますが)

でもsilent Skyで早々に達成させているのは
意図的なものだろうと考えていて、
つまり野呂瀬の計画の阻止やNOAHⅡの破壊が最重要ではなく、
拓巳が自分を維持できて
青空を取り戻せるかどうかが大事だと示したかったのだと思う。
Blue Skyの名の通りに。
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